回は「一般動詞」に関する講義です。
一般動詞とはずばりbe動詞以外の動詞ですから・・・
is, am, are,was, were,be以外の動詞は全て一般動詞ということになります。

(1) I like J-pop very much.(私はJポップがとても好きです)

上の文のlikeが「一般動詞」ということになります。
ではなぜわざわざbe動詞と区別するかというとこれも簡単な話で、
疑問文と否定文の作り方がbe動詞の文と一般動詞の文では異なるからです。

例えば(1)を疑問文にすると・・・
(2) Do you like J-pop?(あなたはJポップが好きですか?)

となります。be動詞文の場合は・・・
(3) Are you Mr.Yamamoto?

のようにbe動詞を主語の前に移動して疑問文を作りましたが、
一般動詞の文では助動詞’do’を主語の前に置くことで疑問文を作ります

(4) Do you play the guitar? -Yes, I do. / No, I don’t.
 (あなたはギター弾けますか? はい、弾けます。/ いいえ、弾けません。)

さて、ここで注意点が1つ。
これは高校生でも意識していない(=理解していない)人が多いのですが、
この一般動詞を使った文の正確な意味は何でしょうか?
例えば次の英文の意味を考えて下さい。

(5) I play soccer almost every day.
 (私はほとんど毎日サッカーをします。)

この「します」という言葉が表しているのは、
もちろん「今現在サッカーをしている」という意味ではなく、
「日頃サッカーをする習慣がある」という意味です。

ちなみに、「今サッカーをしている」場合は・・・
(6) My son is playing soccer in the park.

のように動詞部分を「現在進行形」という形にすることになります。
これに対して(5)の”play”は「現在(単純)形」と呼ばれ、
「現在の事実や習慣」を表すことになります。
よって、「現在単純形」の動詞を使った文は「自己紹介」などで使われるわけです。

Nice to meet you.
I am Takeshi Yoshida.
I live in Saitama Prefecture.
I like Karaoke,very much and sing at Karaoke Bar three times a week.

はじめまして。
私はヨシダタケシです。
私は埼玉県に住んでいます。
私はカラオケがとても好きで、カラオケスナックで週3回歌ってます。

というような感じです。
皆さんもぜひ自分の紹介文を英語で書いてみましょう!
では今回はここまでです。